眼科検診

大人の検診

眼科の疾患の中には、根治できず進行を緩やかにする治療しかできないものが多くあります。

さらにほとんどは自覚症状なく進行し、視力の大幅な低下など重篤な症状がいきなり現れるものもあります。

日本人の中途失明原因として長く第1位を占めている緑内障や、上位を占めている糖尿病網膜症はまさにそのような病気です。

ただし、こうした病気でも定期的な眼科検診で早期発見が可能で、その段階でしたら進行を止め、緩やかにする治療が可能です。

眼科検診は勤務先の健康診断で受ける視力検査だけという方も多いですが、症状がなくても40歳を超えたら眼科で検診を受けることが眼の健康を長く守るためにとても有効です。

何も症状がなくても年に1度は眼科検診を受け、眼の症状に気付いたら積極的に眼科を受診してください。

眼科の検診や診察で行う検査には痛みを伴わないため、まずは安心してご相談いただければと思います。



子供の検診

子供の目は8歳くらいまでに両目で物を見ることで視力は発達します。

強い遠視や乱視がある場合に、この時期を逃してしまうと眼鏡などで矯正しても視力が上がりにくい弱視となります。

また斜視や片眼の弱視があると、立体的にものを見る機能が十分に発達しないことがあり、できるだけ早い時期に適切な治療をスタートできればそれだけ治せるチャンスが大きくなります。

そのために子供の目の異常に早く気付くことは重要ですが、なかなか正確な検査ができないケースも多く、3歳児健診では異常が見逃されてしまうことも起こります。

3歳児健診で精密検査を受けるよう指摘された方や、検査や結果にご不安がある場合、また子供の視力や見え方、眼の位置など疑問を感じることがある場合にはお気軽にご相談ください。


市民検診

当院では座間市の市民健診にも対応しております。

内科にかかった際に眼科での検査が必要となった場合は、受診券・受診票・保険証(後期高齢者医療費保険者証)をお持ちになりご来院ください。